以前、何がめんどくさいかというと「3度の食事だと」知人が言っていた記憶があります。
徳川吉宗の時代ならば2食で済んだのですが。
料理が面倒なのは長いテーマ
昨今は、夫婦共働きが増え、家事の負担が大きな問題・ストレスと化しています。そうでなくとも、一人暮らしの社会人も、仕事から帰ってきてクタクタの中自炊をする余裕がないものです。
自炊力の高い人だけが健康を維持できる社会なのでしょうか。
外食の活用
まずはお金で解決するなら、なじみの店を見つけることです。バイキング方式のお店なら、色々な栄養を摂ることが出来ます。
又、夜は自炊するというならば、ケチらずお昼ご飯で色々食べることです。ホウレンソウなど小鉢を2つくらい追加します。さすれば、夕食を簡単なものにできるのです。
その他、出前という手もあります。
洗い物がやっかい
作ったはいいが、後の食器洗いは大きな負担になります。蕎麦屋などは、洗い場専属のアルバイトを募集しているほどです。それほどに長らく大変な事なのです。とうとう完全に洗い上げる食器洗い機を開発中の模様です。
皿を工夫する
ご飯茶碗に味噌汁のお椀、それから箸に小鉢、湯呑このくらいが標準的な食器量だとすれば、想像するとやはり気が重くなります。
ときめきのようなものは失いますが、極限まで食器の数を減らすのも手です。
また、丼専門の自炊をすれば、一つの丼でだいたい済みます。ご下品かもしれませんが、丼に味噌汁を注ぐこともできれば、湯呑にもなります。
その他、プレート皿は一枚でサラダも肉もその他も同時に盛り付けることが出来、洗う際にも一枚ですから便利です。
紙製を購入する
環境へ配慮する意識とは逆行しますが(色々な意見があります)、奥の手として紙の皿などを用意するのはどうでしょうか。これならば洗う必要はありません。
シリアルが便利
シリアルは非常に有用です。コーンフレークと言った方がわかりやすいでしょうか。
牛乳があれば注ぐだけで一食分できあがるのです。
保存も効くので買いだめをしておけば安心です。
お昼にしっかりと食べて、朝ごはんのような夕食にするという手もあります。帰宅が遅いのですから、もしかするとその方が消化には良いのでしょうか??
ボンカレーとカップラーメンはどうやってもおいしい
頻繁に食べることは避けたいものですが、それでもたまにはこれが負担を減らしてくれるでしょう。
また、栄養バランスを気にするならアレンジするのも一つの工夫と言えるでしょう。
カップラーメンに野菜やたまごを添える等自由なわけです。
カレーも、かつを乗せればその瞬間に「カツカレー」になります。仕事で帰宅が遅いのならば豚カツが値引きされて売れ残っていることがあります。
無洗米
芸能人女性が喜んでいた記憶があります。これは画期的なのです。我々日本人は極寒の中、来る日も来る日も米を研いできたのです。山口もえさんのCMを思い出します。
炊き込みご飯
炊飯器をうまく活用すると、簡単に料理が出来ます。ゴゴスマにおいても紹介されていました。
その他、炊飯器のタイマー機能を駆使すると生活は快適になりそうです。
タジン鍋
煮るのでもなく、焼くのでもない、「蒸す」のです。油も水もいらないため、非常に楽です。
例えば、疲れ果ててもやしを一袋だけ買って帰宅したとき、洗わなくて良いもやしなら、そのままタジン鍋にもっさりと敷いて加熱するだけです。色々な具材を同時に合わせて乗せれば、すきやきのようにもなります。
日本の鍋ではありませんから馴染みはありませんが、使っていくと利点を見出せるかもしれません。この鍋の起源はモロッコです。最小限の水で料理をしようと生まれたのです。
魚肉ソーセージ
タンパク質の不足を感じる事はないでしょうか。そんなとき、活躍します。ちくわやはんぺんもいけます。
たまご
完全栄養食品と言われています。牛乳と卵を毎日のルーティンにすればかなり栄養が摂れるということになるのでしょうか。栄養士さんに聞いてみたいところです。
卵焼きはやや洗うのが面倒です。たまごかけご飯ならばなんの問題はありません。長くは保存できませんし、夏場は注意が必要です。
バナナ
バナナに惚れ込んだ王様がいたような記憶があります。つまり、種がないので食べやすいというのです。リンゴでもナシでも手軽そうなものですが、食べるまでが色々面倒です。
その点、バナナは数秒で皮をむき食べることができるのです。食器も不要です。
緑黄色野菜がいろいろ入ったサラダパック
サラダを購入する時代になりました。ここまできたら、やむをえないのでしょう。
キャベツばかり食べて野菜を食べたつもりになるものですが、赤や黄色の野菜を食べているでしょうか?
生野菜に辟易としているならば、先ほどのタジン鍋を活用する方法もあります。
電子レンジの活用
オカルトの方面では、電子レンジは地球の技術ではないとされています。
確かに、他の電気機器と比較して次元の違う機能を備えています。
電子レンジを上手く使えれば、料理の負担をぐっと減少させることが出来るのです。
包丁を使わない料理を考える
田原総一郎さんが、その朝食の模様を公開しています。
出典:田原総一郎チャンネル
30年以上このスタイルでやっているそうです。確かに、包丁を入れると、まな板が必要となり洗い物を増やすことになります。
ヨーグルトや季節のフルーツも入っていました。
飲み物が三種類という点も大事なのでしょう。ビタミンや不足しがちな栄養を補完できるのではないかと思います。準備の途中に牛乳を飲んでしまいたくなるのもよくわかります。
朝と昼に力を入れるという方法もある
全てを完璧にと考えると大変になりますが、1日一回はバランスの取れた食事を取るというのではどうでしょうか。田原さんの場合、お昼と夕食は完全に外食と言っています。その背景には、朝ごはんでバランスよく食べたからという安心感があってのことではないでしょうか。
仕事でくたくたになる夜の料理に力を注ぎ込むのではなく、朝ごはんや、ランチに力を入れて栄養を取るわけです。一人暮らしならこの発想でもありではないでしょうか。
まとめ
色々な発想を出してみました。この通りにやろうとすると、その粗末な感じが受け入れがたい事も多いでしょう。これらは、奥の手としてみてはどうでしょうか。なにしろ仕事で疲れ切っているのですから。