日本も急速に国際化が進んでいますが、その背景には少子高齢化も無関係ではありません。
多くの外国語圏の方が日本で働く社会になってきました。
そんな中で、英語の勉強を強いられる機会も増えているかもしれません。TOEICという英語の試験がありますが、書店に行くと多くの関係参考書が並んでいます。
TOEICの勉強はとにかく疲れる
我々は学校でたくさんの時間を英語の授業に費やしてきました。
しかし、受験が終ると、その力を生かす場面は中々現れません。多くの場合は、長い年月の中に忘れ去られて行ってしまいます。
一方、語学を勉強する若者が増えているようにも感じますし、多くの企業ではTOEICを社員に受験させることもあります。そして、採用や昇進に取り入れている場合まであります。
社会人になってからのTOEICの勉強は時間がない
働きながら何かの勉強を続けることは大変な事です。
試験を受けない場合でも、業務に関するたくさんの事柄を覚えなくてはならないのですから別途TOEICの勉強など手が回りません。
もし本気でTOEICのハイスコアを狙うなら、仕事の後で数時間も勉強する必要があるのだと思います。また、休日はもっとでしょうか。おそらく英語が得意な方でも、まず300時間くらいの時間をまずは確保する必要があるでしょう。そこからさらに数百時間を積み上げていくわけです。
これでは、毎日の残業と休日出勤のようなものです。
集中力が続かない
単語を覚えるには、どのくらいの時間を要するのでしょうか。
有名どころで、「金のフレーズ」という単語帳があります。主要な単語は1000個ですが、その他にも実は啓されています。
見たこともない単語もあれば、知っていた意味とは別な使い方をされている単語など盛りだくさんなのです。
これを覚えるには相当の集中力を要すると思いますが、仕事でクタクタになっている時にどうせよと言うのでしょう。
単語の他、文法もあれば読解にリスニングまであります。
とても何かの片手間にできるものではありません。スマホの普及でずいぶん助かった人も多い事でしょう。
肩も凝れば目も疲れる
IT機器を使いながらの勉強ははかどる反面、テクノストレスの問題と表裏一体でもあります。
一日に使用できる上限を定めるなどする必要がありそうです。丁度、コーヒーは一日三杯までというようにです。
会社で既にパソコン作業をずっとしていたのではないですか?
勉強の合間にリラックス
勉強の合間には、やはり休憩が大事な事です。
休憩を挟むことで作業効率は回復する可能性があります。
これは、ストレスマネジメントでもよく話題に上るもので、リラクセーション前後の作業効率を比較すると実感できると思います。
またリラックスするセルフケア法を身に着けることも、勉強に挑む道具になるかもしれません。もっと頑張るには?と言っているようで、あまりこういう表現を使いたくはありませんが、現実的に乗り越えざるを得ない壁に直面している方もいらっしゃるわけですからうまくご活用いただけると良いと思っています。
コストパフォーマンスと疲労感
別な観点から勉強疲れを捉えると、終わりの見えない泥沼の闘いと化していることはないでしょうか。
例えば、分厚い文法問題を1000題もひたすら繰り返すような時、前半をやっと解き終わったかと思うと、次々に難題が出現します。
その度に、自分の実力の不安定さを突き付けられるようで、妙に焦りを覚える人もあるでしょう。
そのため何度も繰り返すのですが、3ヶ月たっても、前半部分を覚えては忘れての繰り返しだったりします。
一度できたと思っていることが忘れ去られているこの絶望感・徒労感は計り知れません。
しかし、社会人の場合これはありがちな事だと思います。
ある時期は、順調に進んでいたのに、残業など続くと期間が空いてしまい、その間に忘れてしまうのです。どうにか頑張った分のリターンを実感できる方法はないのでしょうか。
一人合宿
昨今、ソロキャンプなるものが流行っているそうです。
それとは異なりますが、一人合宿を行ったことがある人はどのくらいいるのでしょう。
明確な定義があることではありませんが、前々から興味を持っていました。
例えば、月1回2時間の勉強会に1年間通うと、年間で24時間です。
これを合宿でカバーするなら、2泊3日でどうにかなります。
又は、1泊の合宿を2、3回行うのでも変わりません。宿泊はせずとも、1日のみっちりワークショップのように、8時間の研修を組む方法もあります。
これらの発想を使って、TOEICの勉強を集中的に進めてしまえたらどうでしょうか。
会場
自宅でできる人はそれでも良いのですが、気分を変えた方がはかどる方もあるでしょう。
自宅に書斎などあれば良いですが、そういう人も少ないものです。
- 図書館:ざわざわした雰囲気はあるかもしれません。お金もかからず出入りも自由ですから、その辺はメリットです。
- ペンション:勉強に適した空間であるかどうかは未知数です。
- ホテル:ドラマなどで小説家が缶詰めになっている様子を見たことがあります。経費は割高です。
- キャンプ場:準備が大変そうです。
- 福利厚生施設:会社が保養施設をもっていたりするようです。
- 電車の中:移動しながらでないと勉強できない人もいるかもしれません。定期があれば、何度も往復できます。「単語だけを覚える日!」とすれば、どうでしょうか。
- 喫茶店:一カ所に8時間はいられませんが、予算を組んで数か所を転々とするなら可能です。小まめな休憩がとれないところがデメリットです。
あまり慣れない場所は、そこに慣れるだけでエネルギーを浪費してしまう可能性もあります。また、食事環境もポイントでしょう。
これだけは終わらせる
内容は、鉄則からするとこの一人合宿を終えた時に、何らかのわかりやすいリターンを得られることです。ここがボヤケテしまうと実りが小さいように感じてしまうと思います。無茶は避ける必要があります。
- 分厚い問題集:達成感は高まりますが、本当に仕上げられるのか検討が必要です。もしやるのであれば、とにかく最後まで解ききることを目指すのが良いのではないでしょうか。
- 単語1000個:一日で1000個を記憶に定着させることは非常に困難ですが、総ざらいするならたやすいでしょう。知っている単語とそうでない単語、あやふやな単語これらを弁別させるだけでも、後の学習が非常にやりやすくなります。又は、金のフレーズの400個だけなどとすれば、かなり現実的な設定とできます。
- 薄い問題集:8時間も集中すれば1巡できる問題集もあります。何はともあれ、一冊終わらせた達成感は大きそうです。大学受験用ですが、例えば、レベル別の文法問題書です。
- 速読英熟語5周:単なる思い付きですが、速読英熟語は50長文収録されています。語数にして1万語くらいでしょうか。これを5回繰り返せば、5万語を読んだことになります。CDを聞きながらであれば、リスニングも自然とトレーニングされ1周につき1時間程度です。ある程度学習済みの人ならいけるかもしれません。参考:オススメ参考書】英語力を底上げ!基礎から強くなる「速読英熟語」【武田塾English】vol.86
※例えば、文法の基礎の基礎だけでも一通り通しで勉強してしまえれば、それ以降の日常の勉強がはかどりやすくなるのではないかと思うところです。
友人は決して付き合ってはくれない
こんなとき、誰かと一緒であればもっと効率よく勉強できると考えたくなりますが、それはほぼ幻想だと思っています。
場合によっては途中で喧嘩して散々たることになるでしょう。
まとめ
なぜか勉強というのは人から押し付けられた方法でやってもうまくいかないものです。
やはりここでも自分のスタイルをみつけることが肝心なのかもしれません。