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心理臨床オフィスまつだ

脱サラして蕎麦屋をはじめたい

手打ちそば 仕事関係の悩み

なんとなくですが、脱サラという言葉は、最近余り聞かなくなったように感じています。反面フリーランスとか独立という響きの方が最近は多いような印象です。

特に終身雇用全盛の頃には、脱サラには相当なインパクトがあったのではないでしょうか。

脱サラ

脱サラして蕎麦屋になりたい脱サラは、どこか多くの人が密かに抱いている願望でもあると思います。

会社組織の中での不自由さや、理不尽さに耐え、いつか自分で独立してやると考えている人は少なくないでしょう。

しかしながら実際の行動には、相当な覚悟や決心が必要だと思います。住宅ローンをどうするつもりなのか、と奥さんに激怒される方もあると思います。

それでも、脱サラをして、自分の道を歩む人も確かにいるのですから、人生の一つの選択肢なのだと思います。

脱サラ後の人生

さて、脱サラ後の人生をどのように想像するでしょうか。

転職して別な会社に勤めるのとは事情が違います。転職であれば、給与などは、下がるにしても安定的に支給されます。各種社会保障もあるでしょう。

脱サラとは、退職して、独立して商売や仕事をはじめることです。はじめは、何の保障もないスタートという事になるのでしょう。

元々の職場に近い形で、自分で事業を起こそうとする人もあれば、農業をはじめたり、カフェや蕎麦屋を開こうとする人もいます。

独立起業であると、それまでの仕事との連続性がありますが、農業や蕎麦屋となると、相当な方向転換です。

つまり、それぐらい大きな方向転換をしたいという気持ちが垣間見えます。

元々、誰かの役に立ちたいとか、人との交流が好きである人にとって、会社で書類と向かい合う日々はいかがなものでしょう。それならば、もっと直接的に人と接することのできる、サービス業へ転向したい気持ちが生じるのもわかる気がします。

蕎麦屋であれば、お客さんへ直接かかわれる機会が増えそうです。また、おいしいと喜んでもらえたら、尚更にやりがいを得やすいでしょう。

もし、実際には行動できなくとも意義深いのでは

どんなに綿密が計画があっても、本当に退職して蕎麦屋を出すことは、それでも難しいものです。

中には、途中で計画を白紙に戻す人もあるのではないでしょうか。

しかし、その過程で得たことは決して無駄にはならあないのではないでしょうか。少なくとも、自分自身の人生にとって何が必要だったのか、どう生きたいのかを意識するきっかけになったからです。

サラリーマンとして生きるにしても、そうして得られた視点は、どこかに生きて来るとも考えられないでしょうか。

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