就職や進学などの事情で、はじめて一人暮らしをする場合、期待と不安をあわせ持った心境でその日を迎えるのではないでしょうか。
これも大きなライフイベントと捉えることができるでしょう。
希望も大きいイベントですが、同時に不安も多いものです。
初めての一人暮らしは不安が一杯
初めて実家を出て、どこかに住むことになった時、自分ではやったこともないこと、考えたこともない事など、たくさんの新しいけいけんをすることになるものです。
島流しにあった源頼朝
昔の話では、源頼朝が伊豆へ島流しにあっています。その寂しさはいかがなものだったのでしょう。
調べると、1160年3月11日の事でした。頼朝は1147年5月の生まれですので、この時12才だったことになります。
ちょうど小学校を卒業と同時位の感じです。今の12才とは時代背景が違うので比較になりませんが、それにしても大変な事だったと思います。どんな暮らしだったのか調べてみたいところです。
引っ越しからはじまる
さて、頼朝の話はまた後日になります。
一人暮らしを準備するときには引っ越しが伴います。この引っ越しとそのものが大きなイベントでもあります。
実家から引っ越す場合、ご家族が心配して引っ越しのほぼ全てを代行しているご家庭も少なくないことでしょう。例えば大学受験を終えたあとに引っ越しを考えるとかなり忙しいスケジュールになります。
引っ越し後の新生活が4月からはじまるわけですが、2月や3月まで受験期間は続いているのです。特に遠方に引っ越す場合は、引っ越し先を何件をじっくり回って決める余裕はないのではないでしょうか。
新幹線で現地までゆき、その日のうちに物件を決めなければいけないこともあるでしょう。
一人暮らしに必要な物
引っ越しが終わると、生活に必要なものを揃えるなどする必要があります。引っ越し前の段階で、必要な物一切をまとめていたらかなりスムーズに進むことでしょう。
一人暮らしに必要なものとしては、炊飯器、冷蔵庫、ガスコンロなどの家電からベットや収納も必要ななるでしょう。一人暮らしも慣れてくると、物は少なくても生活できることに気づく場合もあると思いますが、はじめての場合、あれこれ必要になるのではないか?と不安に感じることが多いように思います。
また、お金が必要であることは言うまでもありません。人が一月生活を続ける場合、どのくらいのお金がかかるものか、こうした経験を通してしる訳です。
中には、お金の重みを強く感じ、極端な節約に力を入れる場合もあることでしょう。
家計簿をつけてみても大体はどこかに埋もれてしまうものですが、計算してみて気づくことも多い事でしょう。
断捨離する人もいる
部屋の広さを考えると、6~8畳位が、はじめての一人暮らしに適したものになるでしょうか。平均的にはこのくらいだと思います。4.5畳も実は人気があります。
8畳とは言えど、物は増えれば増えるほど、その収納と管理が困難になります。それがストレスということもあるでしょう。食品を買い込みたくなりますが、この管理も難しいものです。また、当然ゴミも出ますので、定期的な掃除も必要になります。
こうしたとき、物の管理にあまりに疲れてしまうような人は、物自体を少なくするという工夫も役立つと思います。寂しいように感じられますが、これが合っていて心地いいと感じる人も多いはずです。断捨離という言葉も流行ったくらいです。
食事はかなり手ごわい
自炊・外食とありますが、しっかり栄養を偏りなく摂ることは難しいことでしょう。
学食や社員食堂は非常に頼もしい存在に思えて来ます。自炊が苦手な人は、無理してお昼までお弁当を持参せずとも、学食などでバランスよく食事を摂った方が合理的でもあるように思います。節約を重視している人にとっては、それでも外食にかかる経費は少なくしたいというお気持ちもわかります。
魅力
苦労もありますが、家事などをクリアできれば、自分の時間を十分に確保できる暮らし方でもあります。家計簿をつけることは必須ではありません。その日暮らしという方が合っている人も多いでしょう。なんらかの自分らしいスタイルが見つかってくると新生活も楽しく過ごせることにつながるのではないでしょうか。