【ブログ運営元オフィス概要】

心理臨床オフィスまつだ

代表:臨床心理士 松田卓也

所在地:千葉県柏市3丁目7-21 椎名ビル 603

電話番号等:ホームページでご確認下さい

心理臨床オフィスまつだ

ひきこもりのことでカウンセリングの予約を取りたいのですが・・・

ひきこもりのことでカウンセリングに伺いたいのですが、本人が希望していません。どのようにしたら宜しいですか?

ひきこもりの相談について

カウンセリングは、本人の意思によって開始するものと考えております。無理にお連れいただいてもカウンセリングが成立することは難しいとも考えております。カウンセリングの時間は何かを責めたり、指導する時間ではなく、その人その人を尊重する時間です。

まずは、ご本人の意思をご確認いただきお申し込みをご検討ください。また、もしご本人がお越しになると一度決めた場合でも、キャンセルが可能です。

ご家族が相談なさる進め方

また、ご本人ではなく、ご家族の方がご相談にお見えになることで、全体的な状況が良い方向に動き始めることも経験しております。そのような方法もご検討ください。

上述したように、カウンセリングを希望していない人に、無理にカウンセリングを行っても、多くの場合、有意義な時間になることは少ないと感じています。また、それは本人の意向を無視することにも繋がってしまうため、カウンセラーとしても希望していない方へのカウンセリングは避けたいと考えています。

カウンセリングは、その人を尊重する時間ですから、カウンセリングへ行きたくないという気持ちも尊重したいと考えています。

カウンセリングにおいては様々な事情があるものと捉え、決して働くことを唯一の方向性とは考えていない

ひきこもりの相談において、就労が一つの大きなテーマになることがあります。

そこには様々な背景事情があり、とにかく働くことを目指して良いものか検討を要することもあるものです。

  • 両親が働いて欲しいと願っているが、本人の意思がない場合
  • 本人も働きたいと考えているが、体調面の不安などを抱えている場合
  • 実は働いてみたが、やはり避けた方が良いのではないかという場合
  • 一部働きに出る形が合っているのではないかと考えてはじめている場合  など

少し考えてみただけでも多様な進展の方向性があるように思います。

社会ではとにかく就労をという風潮がやはり強いでしょうか。

当オフィスでは、少なくともとにかく働くことを前提と言う風には考えず、幅広い観点からの面接を心がけています。お越しになった方のお考えを可能な限り尊重して伺う場・者であり、何かを強制する場ではありません。

関連テーマ(別サイト)

働く事への恐怖感については、別コンテンツを作成しています。

当オフィスは、臨床心理士によるカウンセリング専門機関です。

その他の補足

あくまで臨床心理士としての立場からの支援を行う者です。

そして、カウンセリングが唯一の支援方法ではありません。

今、カウンセリングが必要な支援なのかどうか検討することも重要なことと認識しております。

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