仕事は、例え順調に進んでいるときであっても、ついつい働きすぎたりなどして眠れなくなったりと、付き合いの難しいことでもあると言えます。
仕事で眠れなくなるとはどういった状況なのでしょう。
人は、仕事の悩みで眠れないことがある
毎晩人は自然と眠りにつくものです。
しかし、誰しもが感じるところだと思いますが、すぐに眠りにつく人もあれば、眠るまでにずいぶん時間のかかる人もいます。
或いは、何かの習慣を済まさないと眠れないという人もあれば、灯りを落として真っ暗にしないと眠れないという人もあります。
眠りは現代人の大きな悩みの一つに挙げられるようになってきました。
時に、仕事の悩みが眠りを妨げることもあります。
緊張を強いられる業務の連続で眠れない
疲れすぎて眠れないという経験は、あったとしても、あまり理解されにくいことのように思います。
多くの人は、たくさん働いた後は泥のように眠るなどと言うように、よく眠れるイメージがあるのです。
これは心身バランス良く働き疲れたときのことであるように思います。
もしパソコンを8時間、或いは残業もして12時間もとにかく使い続けた後の疲れとはどのような心地でしょう。
プスン・・・プスン・・・と音が出るのはパソコンばかりではなく、ユーザーもそんな風になってしまっているのではないでしょうか。
こんな時は、果たして眠れるものでしょうか。眠ったとしても非常に浅い眠りとなりそうです。
仕事が終ってから十分な時間があればクーリングされそうなものですが、明日も朝一で出かけなければならないわけです。
あれはどうしようか・・・と布団の中でも仕事のことで悩むとき
日中の作業に関わらず、布団の中で不安が生じていることもあります。
それは何かの締め切りのことであったり、上司から言い渡された課題のことであったり、同僚とのいざこざの事だったりします。
これらが眠ろうと布団はいった後にも頭に浮かび忙しいのですから、眠れるような雰囲気ではありません。
この状況も、不安が緊張を作りだしており、くつろいだものではありません。
悩みが不眠の背景にあるということならば、誰かへの相談も意味をなすことがるでしょう。
人間関係は恐怖を生むこともある
恐ろしい同僚や上司がいる場合、それはもう戦場にいる心地になるかもしれません。
恐怖を感じた時人は、心拍数が上がったり、汗をかいたりするものです。
一生懸命になっている時、自分ではよくわからないことがある
仕事に打ち込んでいる時や、悩みの最中にいる時には、それらと眠りの関係に意識が向きにくくなっていることがあります。
スポーツなどでも、試合中にケガをしても(小指一本の骨折など)気づかないことがあるようにです。
直接的ではなくとも、ついついコーヒーを飲み過ぎていたということもあります。
仕事が煮詰まった状態では、コーヒーをがぶ飲みしてはパソコンに向かい、そして何度も戦場に向かうようにそれを繰り返してしまうものです。その場合、一日3杯までのコーヒーを8杯くらい飲んで言う事があります。しかし、今日8杯飲んだという自覚は残らないものです。
なぜか眠れない・・・という際には、何か疲れが溜まっていないかをまず点検してみるのも手でしょう。
いやいや、ずっとそういう生活をしてきたのだからそんなはずはない、ということもあるかもしれませんが。
仕事をどう捉え向き合うかを検討する
一時的な繁忙期の事であれば、なんとかやり過ごせば問題とはならないかもしれません。
しかしそれらが周期的にやってくるとか、慢性的に当面は続くとなった場合には、「眠り」ということに焦点をあてる他に、「仕事との向き合い方」の方に意識を向けて行くことも意味をなすことがあります。(今までの向き合い方を否定するという意味ではありません)
上記の方に出てきたように、毎日すんなりと眠りにつく人もいるのです。
しかし、その人と同じようにはいかないことでしょう。真似もできない事が多いと思います。自分の場合はどうするかという事の方が重要なのだと思います。
まとめ
眠りはかなり重要な存在であることには違いありません。
逆に、絶対に毎日8時間眠らねば!という発想の構えになってしまうことも、またよくあることです。しかし、そのように構えた時なぜか目が冴えてくるのです。
睡眠とは非常に繊細なことがらであると感じます。
明日も仕事がある時などは特に、全く眠らないよりは、少しでも眠っておいた方が多少はましだと思います。