一年を通して、風邪をひきやすい時期があるものでしょうか。
もちろん、風邪が流行する時期は毎年決まってありますが、そのサイクルとは別に個人的なサイクルがないものでしょうか。
例えば、年末になると高い確率で風邪をひく人、年度末にそれが訪れる場合等です。
体調を崩しやすい12月と11月、その他年度始め辺りではないか
12月は師走と呼ばれ、普段は穏やかにしているお坊さんさえも忙しく走っているという時期の事です。現代社会においても、12月が忙しい事は多くの人が経験するところではないでしょうか。
では11月はどうでしょうか。11月はまだ年末の雰囲気とは少し離れているように思います。12月になると一斉にクリスマスやら正月に関係する広告などを目にしますが、少なくとも11月前半はそれほど目にする機会はないように感じます。
しかし、11月は、1月から始まった年の11番目の月です。マラソンに例えるなら、最も疲れが出そうな時期のようでもありそうです。
11月の方が危険か
思うに、12月よりも11月に体調を崩す可能性が高いのではないか、と想像しています。12月は、最後の月という事で、なんだかんだで乗り切ろうとする意識が働き、しかし11月は知らず知らずの内に疲れが出てしまうということがないかと感じます。
個人的な経験のようなことですので、何の根拠もないわけですが、そのような意識の差があるように思います。
12月は忙しくて当然というように、忙しさに意識が向きやすいようになっていますが、疲れがたまっている11月と言われることは少ないように思います。
食欲の秋とか運動の秋とか読書の秋と言いますが、どこか11月に疲れを和らがせようとする意識を感じ取れなくもありません。
激動の年度初めは要注意
もう一つ触れておきたい時期として、年度初めがあります。
この時期は、社会全体が、どこかふわふわと浮足立つ印象を受けるものです。
特に、組織では、3/31と4/1で、がらっと雰囲気や構成、方針さえも変化することが多々あります。
誰かが退職したり、新人が入ってもくる時期です。
なぜ、日本の社会構造は、これほどに急がせるのでしょう。
移行期間を長くしてはいけないのでしょうか。
暦に踊らされないことが大事か
こうして考えると、年末から、年度始めまで、ずっとリスクが高そうです。
つまりは、一年のほとんど半分です。暦に左右されなければ、体調を崩す人も減るのではないかと思うくらいなのですが、そういうわけにはいかないのでしょうか。
暦がない社会もまた別な大変さがあるのだと思いますが、暦に焦らされると、本来の忙しさよりも、上乗せされた負担が生じるように思います。
暦は目安に使う
時計がない空間で過ごすのは大変な苦痛です。同様に、カレンダーを全く意識しないのも大変な事です。目安程度にはしておくと良いでしょう。しかし、あくまでそれは自分のペースを守るためであり、下記のような勢いの乗ったセリフに乗せられないことが肝心だと思います。
- 年内には終わらせたい
- 今年中に決着させる
- もう年明けから1ヶ月も経ったのだからエンジン全開に!
- 今年度中には整備する
- 来年度までには見通しを立てる
- 夏が勝負だ
- 今がかきいれ時だ
- 夏に備えて体力をつけろ!
こんな言葉が飛び交うことはよくあります。しかし、それは本当に年内に終わらせなければいけないのでしょうか。区切りをつけたい気持ちはわかるものですが、プレッシャーにもなるものです。
その他の月
ついでなので、他の月にも触れて行きます。
1月
寝正月を推進したい思いでいます。
2月
大寒とは、1年の中で最も寒い時期です。
3月
年度末も要注意です。確定申告もあります。
5月
その他にもゴールデンウイークやお盆、年末年始のように長期的な休みが訪れる場合にも注意が必要です。
休暇なのだから有意義に使わなければいけない・・・との意識が働くと、本当はどこにも行かず休んでいたいという気持ちがかき消されてしまいがちになります。
6月
祝日がない事で知られる月です。結婚式がよく行われます。
7月
海開きの時期です。
8月
お盆は長期休暇です。人々が活発に活動する時期です。花火などする若者も増えます。
9月
夏の疲れはありませんか?まだまだ暑い日が続きます。お彼岸辺りにシルバーウイークなる連休があります。親戚も来ます。
月見団子を供えるご家庭も少なくなりました。
10月
運動会など出ていませんか?通常、コスモスなど咲き、日本の四季の中で最も穏やかな時期です。
10月は神無月と呼ばれます。意味はそのまま神様が不在の月なのです。なぜいなくなるのかといえば島根県で会議をしているからです。そのため島根県においては神在月といいます。
まとめ
周りに左右されずマイペースに過ごせることの方が、体調には良く作用するのではないでしょうか。調子を崩した時には、何か、周囲の慌ただしさや、暦の関係から自分の焦りを掻き立てられていないかをチェックしてみるのも一つだと思います。