昨今の働き方改革により、長時間労働があらゆる業種で是正されててきました。
これは良い事とされています。
今回のテーマは、残業が多くてもへっちゃらな人の秘密についてです。
残業が多くても調子を崩さない人は存在するのか
個人事業主のような世界では、残業時間は自己管理になりますが、自分だけの残業を記録している人はごく少数でしょう。
7時から23時まで毎日働いている人もいるわけです。
なぜ倒れないのでしょう。
疲れ知らずの人を見ていると、昨今の働き方改革とはまるで別次元の話のようです。
週40時間労働が基準
日本では、土日が休みとなり週40時間労働が定着しています。つまり週5日出勤し8時間働くのです。そこからはみ出た分が残業になります。
残業時間にも基準が設けられています。
自分が会社を動かしている意識
全ては想像ですが、自分でやっている感触を持っている場合疲れ知らずだったりしないでしょうか。
心理学的には、コントロール感とか主動感、充実感などの言葉に表されます。
ペース配分や休憩の活用がうまい?
もしかすると、休憩を上手く活用していないでしょうか?マラソン選手のようなタイプと言えるでしょう。
自営業の方などは、非常に省エネな動きをしていると感じる事があります。
例えば、どこかの商店では一人で店番をしている姿を見かけるものですが、ずっと店の最前線にはいません。実は、ふすまの向こう側にはテレビやストーブ茶菓子などがあり、くつろいでいる人もいるのです。
お客さんがきたらすかさず出て行くわけです。
長丁場になるので、この場合温存が重要なのでしょう。
もちろん限度はある
もちろん、このような働き方の場合であっても、一人の人間であることは免れようがありません。
ある年齢に達したときにそれを感じるかもしれませんし、実際倒れてしまうこともあるわけです。
また、疲れを凌駕してしまっている可能性もあり、この場合は心配な感じがします。
もしかすると、休日にはぐったりとしているのかもしれません。
何者も働き続けることはできないのだと思っておけると、疲れ知れずの人を見て自分ももっと頑張らなければと焦燥感に襲われることは緩和できるでしょう。
まとめ
働き方改革の根拠になったデータがあるのだと思います。過労死と残業時間の相関を示すようなデータの類です。何時間以上は脳梗塞や心疾患リスクが上がるというような類のものです。
このようなデータはもちろん非常に有用であり、重要視されるべきなのですが、そこに収まり切らない人も結構な数いるのではないでしょうか。
良い疲れと嫌な疲れなどという表現を聞くこともあります。これも秘密の一つかもしれません。