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心理臨床オフィスまつだ

当たり障りのないことを言って職場で身を守る

ガードする 仕事関係の悩み

世の中とは非常に難しいものです。

意見を言えというから述べたならば、なぜか怒られるようなことがあります。

一体どう身を守ったら良いのでしょう。

職場において、当たり障りのない言葉で身を守るには

こんなことを書くだけでも罪悪感を伴うということは、普段よほど正直に生きているという事なのでしょう。

身を守ってこそ長い職場人生をやり遂げられるものですし、守ることは決して悪い事ではありません。

使えそうなものを書き溜めておきたいと思います。あくまで手がかりとしてお読みください。

職場のさ・し・す・せ・そ

確か、志村けんさんのコントだったと思いますが、職場の部下の言葉に気分を良くしていたところ、それは全て社交辞令だったという面白い話があります。

これはあながちただの笑い話ではありません。結構使えるのではないでしょうか。

  • さ:さすがですねー
  • し:知らなかったですー
  • す:すごいですね
  • せ:センスいいですよねー!
  • そ:そうなんですかー

さしすせそとは上記の通りです。このまま使ってしまっては顰蹙を買い火に油となる可能性があります。見え見えな反応は逆におちょくっているようでもあり、信頼されないことがあります。

真面目な方は、特に欺くような文言に拒否感を覚えてしまうでしょう。

さしすせそのマインドを租借する

つまり、さしすせそが言わんとしているそのマインドを自分なりに噛み砕いておくのはどうでしょうか。

見たところ、「知ったかぶりをしない」、「相手の話を興味深く聞く」、「相手を尊重する」こんなマインドが見え隠れします。非常に前向きな態度ではありませんか。

このように前向きな態度として噛み砕いておくことによって、「身を守る事」と「相手を尊重すること」が一体的なものであると認識できれば罪悪感はなくなることでしょう。

とにかく適当に、すごーい、へーしらなかったーなどと言っていると嘘くさいのです。

無視をしない

かなりエネルギーを要しますが、無視をしないことも好印象です。

例えば、沈黙の続く会議でずっと下を向いてしらばっくれるのも一つですが、とにかくうなずいたりメモを取るのも印象は良さそうです。このようなポーズも大事だと思います。

枕詞を使った発言の工夫

枕詞というものがあります。ある司会者は、「僕は不勉強な者で今の話がよくわからなかったのですが・・・」などとへりくだった言い方をしていました。

すると、発言者側も、もっと詳しく説明しだしたのです。

これは良い例でしょう。

言葉が乱暴になると、「あんたの言ってることはまるでわからなかった!」です。

これでは喧嘩になるだけか、相手を潰してしまいます。

枕詞はかなりの緩衝材になるようです。

なぞる

またこれもよく見られることですが、新し発想や考えは含まれていないのですが、既に話されている事実を繰り返して述べるだけの会話があります。

周囲の反応が既に明らかになっているので、その話題は安全な話題という事になります。

何を言っていいかわからない人
何を言っていいかわからない人
先ほど〇〇さんが言ったこととかなり近い事ですが・・・やはり私もその点を重視すべきだと思うのです。

まとめ

語彙を増やすのは一つ役立つでしょう。我々は普段殺伐とした様子しか見ていないのかもしれません。つまり、モデルとできるような安心したコミュニケーションをたくさん見てストック出来たら幅も広がるかもしれません。

また、猛烈に責めてくる相手からどう身を守るかも国会中継など見たら役立つでしょうか。

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