パソコンを購入したばかりの頃は、動きが遅いなんてことは感じなかったかもしれません。
ですが、3年も使えばいつの間にか読み込みに時間がかかって、ひどいときには検索窓に入力しかけたところでフリーズしてしまう方もあるでしょう。
これは世界的な問題になっていると想像しています。パソコンを使って仕事する人の大きな悩みなのです。
もはや世界的な仕事の悩み、パソコンのフリーズにイライラ!
パソコンの動作が重くなるのはなぜなのか様々なサイトに、その原因らしきものが10個ほど羅列されています。
それらを試した人も多い事でしょう。一時的な回復を感じた方も、また1か月もすると元に戻ってしまったのではないでしょうか。
私の推測では、主に3つが要因ではないかとみています。
- 各種アップデートにまつわること(付け加えるなら常時オンライン化を前提)
- ウイルス対策ソフト
- メモリ不足
この3つです。その道の専門ではないので全くの的外れかもしれませんが。
また、余談ですが急にZOOM通信中にどうにもならなくなる人が頻発しているのは、当人の知らないところで、アップデートやウイルスチェックが発動し動作を遅くしているためではないでしょうか。
この傾向は、デスクトップ型にメモリで劣るノートパソコンの場合により顕著ではないでしょうか。ノートパソコン疲れの一因にも挙げられるべきだと思います。
常時オンライン化を前提とした設計、アップデート
パソコンを購入したばかりの頃、もしかすると設定したかもしれませんが、アップデートを行う日程を決めています。
ある晩の、22:00になるとオンラインでWindowsアップデートが行われるのです。何が行われているのかわかりませんが、パソコンはその間ずっとブスブス内部で動いています。
この際、パソコンの電源が入っており、オンラインになっていることが前提です。
そうでなければ、それは持ち越されることになります。
しかし、パソコンの電源を落として帰宅するのがマナーというものではありませんか?マナーというより節電です。それを無視した設計がなされているとは言えないでしょうか。
持ち越された場合、それがいつなされるのかはわかりません。もしかしたら翌朝パソコンを立ち上げた時でしょうか。
それでは朝から仕事になりません。多くの人はアップデートが行われているなどと気づかず、調子が悪いと思って再起動しているのではないでしょうか。
この再起動は、いわばアップデートの途中に強制終了しているようなものではないかと思いますので、不完全な断片的ファイルのゴミ(ないしは破損)のようなものが蓄積されているんではないかと素人ながらに想像しています。
これが積み重なった時、動作が遅くなっているのではないかと考えています。
常時オンラインは省エネ的にもセキュリティ的にも望ましくないと教えられてきたが、そうせざるを得ないのか
対策としては、常時電源オン、オンラインということなのでしょう。寝静まった夜中に自動でアップデートをしてもらうことだと思います。日中は快適になるのだと思います。
しかし、これでは上述したように電源を落とせなくなってしまいます。
特定の日だけPCを落とさないという方法は一つかもしれません。
しかし、本当にオンラインのままで良いのか心配に感じる方もあるでしょう。
倫理的にも、部屋を出る時は必ず電気を消すという教育を日本人は小学校段階から受けているのです。例外は冷蔵庫や酷暑のエアコン位なものです。
そして、常時オンラインという事は、夜中にパソコンに侵入されても気づかないということではないでしょうか。これも昨今の日本社会の在り方と矛盾しています。
とにもかくにも、まずはアップデートの日程を把握することが肝心かと思います。
アップデートの残骸をクリーンアップ
また、仮説が正しければ、失敗したアップデートの残骸が蓄積され動作に負担をかけているならば、それらをクリーンアップする必要があります。
この手順は、調べながら出なければわかりませんが単にデフラグすればいいということではなかったように思います。
つまり、デフラグともう一つの工程が必要だったと記憶しています。
それらを実行することで、今よりは多少軽くなるかもしれません。
メモリ不足で遅くなっている
メモリ不足などとはよく指摘される事ですが、どういうことなのでしょう。
これは、タスクマネージャーのパフォーマンスを見ると良く分かります。
2GBとか4GBでは、2024年現在、かなり苦しいPC環境になってしまいます。
しかし、これを増設するにはまたそれなりのことをせねばなりません。
場合によっては、これこそが主要因なのかもしれません。
元々少ないメモリに、アップデートやウイルススキャンがのしかかってくるのですからパソコンもフリーズしてしまうのです。
どうやら、2や4GBだとかなり苦しいのです。10年前ならこれで問題なかったとしても、日々進化するIT社会においては、10年という年月は時代が変わったくらいのことなのでしょう。
携帯電話なら、この10年でPHSがなくなり、ガラケーもなくなりつつあります。皆スマホに取って代わってしまいました。
対策としては色々調べた結果、メモリを増設する以外にも幾つかありました。
まだ戦えるかもしれません。
これでは仕事にならない
こんなことをやっていたらとても仕事どころではありません。
むしろストレスまみれになるところです。
数年経つと遅くなり、新しいものを購入するように仕組まれているのではないか?
そんな風にお感じになっている方も多いと思います。
車にやたら詳しい人を時々見かけます。ああいう人は、車検で不要な物までお金をかけたりせずに済んでいるのでしょう。
パソコンを使う人は、そういう覚悟を持った方が良いのかもしれません。
ある時、時間はだいぶかけてるのにまるで仕事が進んでいないと気づく
仕事がなぜかはかどらない経験を持っている方もいると思います。
朝から確かにせっせと働いているはずなのにです。
それはもしかしたらパソコンの動作が遅いためではないでしょうか。
こんなとき、パソコンのペースよりも人間のタイピングや思考速度が勝っていることがあります。
検索窓の入力するだけでも数分かかるのですから、相当にパソコンがまいってしまっているのでしょう。
「これがストレスである」、「いらつく」、「むかむかする!」と気づいておいた方が良いと思われます。そうでなければ、気づかないストレスが蓄積されてしまう訳なのですから。
このてのストレスは「物理ストレス」と呼ばれます。
まとめ
パソコンは格安な物から数十万円するものまで、用途によっても開きがあります。
とりあえず使えれば良いと考えれば数万円で手に入るのです。中古も出回っています。
今後「サポート」について目を向けたいものです。
購入してからの付き合いこそが長いのですから、とにかく購入すれば良いのではないのです。
そうでなければ、上述したように自分自身がパソコン博士のようになる覚悟が必要なのでしょう。
インターネットを介せば、何でもその辺の店舗で買うよりも安く手に入りますが、何かの際のサポート体制まで視野に入れた場合どうなのでしょう。
日本人は、予てからアフターケーまで含めた商売をしてきましたが、インターネットの登場によりこの辺がぼやけてきているように感じるところです。