インク式のプリンターを使っている方も多いと思います。
しかし、インクカートリッジはそれほど長く使えるものではありません。大量に印刷する場合ならば場合によっては一晩くらいでなくなってしまいます。
プリンターもあるし、自分でチラシなり名刺を印刷すればいいや!と考えたくなると思いますが、それにはインク代がかかることを忘れてはいけません。
プリンターのインクがすぐなくなるのはなぜ
インクカートリッジ1個につき、A4の紙に一体何枚くらい印刷できるのか、これは数千枚などと考えているとがっかりしいます。
家庭用プリンター黒一色で、パンフレットやチラシを印刷したら、300~500枚くらいではないでしょうか?
メーカーの参考をリンクで貼っておきます。
名刺やパンフレットを外注する位なら自分のプリンターで印刷した方が安いのでは?と考えるものですが、カラー印刷の場合等は特に結局同じ位になる事もあるようです。
紙文化を忌み嫌う人が出てきていることに多少なりとも納得せざるをえない数値と言えるでしょう。
データ媒体ならこれは紙代も含め経費0です。(電気代やセキュリティ対策などなど諸々のことを組み込んだ場合はわかりません)
インクカートリッジは結構高い
インク代は決してばかになりません。純正品を購入すれば1000円くらいになってしまうものです。
なかには、リサイクル品で少し安くなっている物も売られていますが、その場合売り切れている可能性もまた高いものです。特に黒などはその傾向が強いです。
まとめ買いする勇気がある人は、その方が安くつくでしょう。
また、純正品以外ですと、プリンター側があまり推奨してきません。毎回同じようなメッセージをプリンターから見せられることになるでしょう。
使わないでいると乾燥して固まる
電気代ももったいないからと滅多にプリンターを起動しないでいると、今度は目詰まりを起こします。
エアコンを使っている場合などは相当早くに乾燥してしまうのではないかと思います。
こうなると非常に厄介です。
自動的に固まらないように動いてくれるようですが、その場合電源を常時オンにしなければいけません。
目詰まりを起こした場合、ヘッドをクリーニングする機能がついていましたが、これをやるとさらにインクを消費することになります。
また、ヘッドクリーニングを行ってもどうにもならないところまで行ってしまった経験もあり、その場合カラー印刷が不可能になります。
エアコンやヒーターの近くにプリンターを設置しないことくらいしか思い浮かびません。
ワープロ内蔵の印刷機能くらいがちょうど良かった
1995年頃までは、パソコンなど一般家庭にはありませんでした。その代わりにワープロをつかっていたのです。
ワープロは黒一色ですが、印刷機能が内蔵されているのでスペースも取らず非常にコンパクトでシンプルでした。
昨今のスマートホン同様多機能になったのはパソコンからです。
カラー印刷などすることがあるのでしょうか?
ほとんどないとすれば、黒だけでいくと覚悟を決めるのも一つだと思います。
その場合、黒一色のプリンターを買えばいいのです。スキャナもついてはいません。
黒印刷だけのみに機能を絞っているのです。
非常に潔いよくシンプルでエコでもあります。
しかし、今でも手に入るのでしょうか。
まとめ
大きな企業や組織であれば、相応のプリンターを常備しているのだと思います。その場合でもメンテナンスは大変そうです。
そして、個人事業主は、家庭用プリンターを使っていることも大いにあると思います。
その場合、プリンターのインクにまつわる悩みは過小評価できない問題となり得ます。無視できません。ノートパソコンの疲労対策同様、少しでも手間のかからない工夫を進めたいものです。
地味なストレスであっても、「塵も積もれば」というように脅威になるのではないかと思うところです。