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心理臨床オフィスまつだ

テクノストレス

テクノストレス ストレス

報道番組など見ていると、パソコンや携帯電の1日の平均使用時間が話題になっていることがあります。 2時間程度という人もいれば、8時間以上という場合もあります。 中には、携帯がないと心配を覚える人もいるでしょう。うっかり自宅に携帯電話を忘れて出勤のバスに乗ってしまったら、途中でも引き返すかもしれません。時間があれば良いものですが、だいたい朝は忙しいものです。

テクノストレスの時代

テクノストレスは1984年(昭和59年)にアメリカのクレイグ・ブロードが提唱しました。

シリコンバレー当時よりも、広く一般的な概念として変遷している模様です。

現代人はSNSとの付き合いにも悩まされています。

生活の必需品となるIT機器

会社に事情を話せば遅刻の理由として認めてもらえるものなのでしょうか。しかしその前に、公衆電話を見つけなくてはいけません。携帯電話は、置き忘れ防止のような観点からも商品開発がされているものなのでしょうか。今日も多くの人が携帯を探しているのではないでしょうか。 1日2時間程度と回答している人も実は、広い意味では、間接的にもう少し多くの時間パソコンや携帯と接しているのではないでしょうか。タッチパネルが世間に登場したのは5年程前のことでした。

今では、携帯電話をはじめ、自動販売機にもタッチパネルが使われています。気が付いたら使われていたという印象です。こうして徐々に、生活のあらゆる面にインターネットやコンピューターの存在を感じるようになってきました。

今となっては、インターネット登場以前の生活を忘れてしまったという人もいるのではないかとさえ思います。少し大げさでしょうか。わざわざアフターインターネットなどという言い方をする人さえ現れたのです。

参考サイト

アフターインターネット時代

IT革命

さて、こうした中で、近年、テクノストレスという言葉をよく聞くようになりました。 これは、パソコンや携帯電話などのいわゆるIT機器と呼ばれる物たちが、 我々の日常生活に浸透してきたことが背景にあるのだと思います。 振り返ってみればIT革命という言葉がよく使用された年は、2000年頃のことです。当時の森首相の言葉をテレビで聞いた記憶が残っている人も多いと思います。あれから約15年です。

携帯電話やパソコンがこれほどに身近になるとはかつて想像できなかった時代がありました。いまとなっては、公衆電話の数がどんどん減っていき、お金を入れても壊れている場合さえあります。関心も薄れて行っているのです。不便を感じている人も私は多いと思っています。

メインサイトの関連コラム:テレワークのストレスとは

心身への負担

さて、多くは、技術の発見がなされたとき、この技術を使えばもっと暮らしが豊かになると喜ばれるものです。 パソコンや携帯電話についても、「でもこの技術は・・・目に負担がかかりそうだなぁ」という声も同時に挙がったのだと思います。ですが、目の疲れのことに力が入り始めるのには、ずいぶん時間が経ってからだった ように思います。

パソコンの連続使用はどのくらい可能なのでしょう。個人差はあるかもしれませんが、勤務時間が8時間だからといって、8時間もPCの前に座っていることはかなりの重労働になりそうでなりません。

頭痛や肩こりなども出現

大学の講義が一コマ90分ですが、90分は長すぎるという声が一部で上がっているとも聞きます。だとすると、60分くらいが適当でしょうか。パソコンに60分集中してみると、かなり体がかたくなっていることに気づきます。首やら肩に力が入っているのです。 あまりに仕事に夢中になっていたもので、体がかたまるのも忘れていたといった具合です。

もし、30分くらいのところで一度軽く体を動かしていたならここまでかたくなることは防げたのではないかとも思います。 ひどい場合は、頭痛が出ることもあるでしょう。また慢性的な肩凝りに悩まされる場合もあることでしょう。

人間関係にも影響するテクノストレス

別な記事にも書きましたが、IT機器の登場により、人間関係の距離感が変わりました。

ここに脅威を覚えている人も多い事と思います。

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