タイミングが合わず、いつも会うことのできない友人がいるという人も多いのではないでしょうか。
いつ誘ってみても、仕事が忙しいのでという理由で出てこない、ということもあるでしょう。例えば、同窓会の案内を出しても反応がない場合もあると思います。また、結婚式に来てくれなかった友人もいるかもしれません。
このようなことがあると、何か悲しく、寂しい気持ちになります。まるで、さよならだけが人生なのかと言いたくなるようでもあります。
同窓会に行かない理由
しかし、それぞれのタイミング、生き方というものがあるように思います。離れて暮らしていると、今その人が置かれている環境はよくわからないものです。近くにいる場合ですら、そのようなことがあります。もしかしたら、何か袋小路にはまり込むようなことになっているのかもしれないわけです。
そして、数年後に電話でも入れてみると、案外また昔のように打ち解けられるという不思議なこともあるようです。非常に不思議なものです。
人には長い人生の中で、放っておいてほしい時があるのかもしれません。無理やり会うこともできるのかもしれませんが、時間を置いて再開が叶うこともあると考え、しばらく待ってみるのもいいかと思うのです。本当にいろいろな生き方があるのだと思います。
縁が切れそうで怖い・・・
しかしながら、気長に待つことには、どこか縁が切れてしまうそうであるという怖さもつきまといます。(どんどん切っていくという人もありますが・・・) それならば、多少お節介になっても、メッセージを送り続けたり、繋がるまで何度も電話しよう、と考える人も多いと思います。
ですが、これは難しいところだと思います。 よく言う言葉に、返事がないのが返事という言い方があります。 今は会えないということなのかもしれません。或いは、返事をする余裕さえないということかもしれないわけです。 よっぽどのことがあったのかもしれません。
同窓会の2次会だけ
もし、多くの人が集まる場所を気にしているなら、同窓会の2次会だけ、或いは3次会だけのお誘いの連絡をすることがあってもいいのではないかと思っています。
色々な人がいるわけですから、複雑なこともきっとあるのではないでしょうか。
同窓会の日が叶わなければ、全くの別の機会に、クローズド同窓会(小規模で、気心知れた人達だけなど)なるものでも良いのではないでしょうか。
同窓会は、特に様々な思いを持つ人がいるイベントだと思います。口にはせずとも、二度と会いたくない人がいるのかもしれませんし、失恋の思い出などが関係することもあるでしょう。
また自分自身に自信を失っている時は参加しづらいように思います。身内のどなたかが、ご病気で、そんな気分でない時もあります。
天岩戸式は避けたいが・・・
なんらかの事情で、接触を避けている場合、なんとか引きずり出したいという気持ちになる人も当然いると思います。 ですが、ご本人の気持ちを尊重すると、どうしても無理強いは避けたいものです。
時が来たら自分から現れるのではないでしょうか。
しかし、お節介な人も、数名はいてくれないと困るものがあると思います。そのお節介さが、充分にいかされるタイミングがあるのではないでしょうか。
断る決意は当然もって良い
もちろん、断る側は当然ながら堂々と断って良いわけです。
口車に載せられてうっかり出てしまうことがないように用心したいものです。
だいたいそこまでして同窓会に引きずり出そうとする背景には何か個人的な意図があるようでなりません。
誰々に頼まれたからとかなんだとか、裏でやり取りがなされている可能性もあります。
又、これはそもそも正式な同窓会と呼べるものなのか?という疑問を持つのも良いです。その会に担任の先生は招待されているのでしょうか。正式な形で満遍なく招待状は発送されているのでしょうか。
こういうことが見え隠れする時には尚更出ない方が安全だと思います。
断るのに角が立つとそれもまた面倒なことになりがちです。
最低限の礼節を持って欠席の応答すれば誰もそれ以上のことは言えないはずなのです。