独身と結婚後の生活の違いの一つに、お金の管理方法が挙げられると思います。
独身時代は、給料をそのまま独りで自由に使えるものですが、結婚すると、多くの家庭では、積み立てや生活費などを細かく計算して管理するようになります。
財布の紐は奥さんが握る?
もし、旦那さんが働きに出て、奥さんが専業主婦の場合は、生活費を奥さんに渡すという方法が一つでしょうか。
この場合、どれくらいの給料を得ているのか、奥さんは正確に把握しているものでしょうか。給与明細を直接見れば間違いありません。それによって、何を節約するのか、どれくらいの余裕が生まれるのかなどを、計算しやすくなります。
苦手なので、奥さんに任せたいという気持ちの旦那さんもいることでしょう。
共働きの場合は、別々か
夫婦になったとは言えども、お金の管理は別々に行っている夫婦もあるのではないでしょうか。
全く打ち合わせなくはできないと思いますが、お互いの収入を、大雑把にしか把握していない家庭もあるようです。
一方、共働きではあっても、財布の紐は全て奥さんが握っている家庭は少なくないと想像しています。この場合、旦那さんは、お小遣い制になっている可能性があります。
保険加入や、住宅ローン、教育費、老後の生活資金などのことを視野に入れると、どんぶり勘定ではままならないという気持ちからでしょうか。あまり、旦那さん側が、細かく経費を計算している姿はなぜか想像できないものです。
自営業の場合はどうか
これは奥さんも経営に関与している場合、厳密なそれぞれ把握しているようにも思えますが、最初はそうだったけども、段々奥さんに経理を押し付けるようになったなどというばあいもあるでしょうか。
女性の方が管理はうまい?
これは単なるイメージ上の事なのかもしれません。テレビ番組で、会社員のお昼などが特集されることがありますが、昨今の働く女性は、職場でご飯を炊いている方もあるようです。(実際、弁当箱でご飯を炊ける商品が売り出されています。)
外食に出れば、ワンコインランチと言えども、一食500円ですから、昼休みにさっと作り上げることができれば、お昼ご飯は経費を極端に削減することが可能になります。
共働きで、毎回ワンコインランチを食べていたら二人で1000円かかり、月20日では2万円です。
夫が管理する場合、奥さんが管理する場合、共同管理、特に決めない、など、全ての家庭が、細かく管理の仕方を決めているわけではないようです。
やはり家庭ごとにしっくり来る形を見つけることの方が重要なのだということでしょうか。
狩猟民族時代の名残か?
人類は今の形におさまる以前、マンモスを追いかけるような時代がありました。そして、それは男性がマンモス狩りに出掛けていたといわれています。そして女性は育児をしていたというのです。
しかし、昨今女性ハンターの痕跡も見つかり、本当にそうだったのかわからなくなっています。
因みに狼の雌ははじめ自分で子育てをしますが、少し大きくなると仲間に預けて自分も狩りに出掛けると聞いたことがあります。
いずれにしても、かつての原則や名残に合わせる必要はなくなっている現代ですから、ここは知恵の出しどころだと思います。