高齢化社会では、子育て中に、介護も同時進行する家庭が増えていることが想像されます。
結婚や出産の年齢が高まると、両親はその分年を重ね、中には介護が必要な状況がやってくることは必然的とも言えるでしょう。(健康な時間が増えていくということはあるにしても)
35才で出産した場合、両親は60代半ばくらいになっているかもしれません。
丁度、子供が小学校に入るくらいには、70才近い年齢です。
70才と言っても、個人差は大きいもので、まだ働いている人もいますが、体力的に
心配な年齢に差し掛かるような時でもあります。
小学校に子供が入っていれば、日中の時間はかなり確保できると思いきや、
案外学校の行事や、なにやらがあるものです。
もし働いているようなものなら、てんやわんやの日々かもしれません。
そこに両親の体調不良などの要因が重なった時、とても、一人では追いつかないでしょう。
病院を受診するのにも、付き添えば仕事を休むことになりますし、その間に子供に何かあった時にはどうすればいいのでしょう。どうにもならなければ、夫婦ともに仕事を休むという状況も発生するかもしれません。
子育て一つとっても、大変なことですが、現代社会には、こうした多重のライフイベントが当然のようになってきました。
参考サイト:ライフイベントとは
もし結婚前にこうしたことばかりが頭に浮かぶと、なかなか結婚して家庭を持つ自信が
持てないという人が増えるようにも思いますが、その不安も見当外れではないわけです。
考え出すと、結婚は非常にハードルの高い事に思えてしまう方もあるでしょう。
考えすぎない方が良いとも簡単には言えませんし、万全な準備をしなければ結婚できないとも言い難い事柄ですから、この辺りがそれぞれの選択どころになるということなのでしょう。
関連サイト:超高齢化社会の到来