ご利用案内はこちら
心理臨床オフィスまつだ

カウンセリング関係他の専門用語集

虎の巻 参考資料集

ここでは、専門用語をまとめています。サイト内には、専門用語を説明するページが幾つか公開されています。

このページからリンクを張っています。

ジャンルは雑多ですが、数が増えてきましたら整理していきたいと思います。リンク先が設定されていない用語は作成中です。

カウンセリング関連領域のテクニカルターム

  • 心療内科

心療内科は、精神科と混同されがちですが、本来は別な専門性をもつ診療科目です。続きを読む→心療内科とは

  • 神経内科

精神科、心療内科、神経科と並ぶと、それぞれの違いがわからなくなってしまうことがあります。神経内科は、脳や脊髄、筋肉、神経などの病気の診療にあたる内科です。

  • 臨床心理士

臨床心理学に基づく知識や技術を用いて、アプローチする専門的資格を指します。 別ページにまとめています。続きを読む→臨床心理士とは

  • 公認心理師

2015年9月に、「公認心理師法」が成立しました。

  • 認定心理士

認定心理士は、日本心理学会が認定する資格です。日本心理学会ホームページによると、「心理学の専門家として仕事をするために必要な、最小限の標準的基礎学力と技能を習得していると日本心理学会が認定している人のこと」と説明されています。 →日本心理学会HPの該当ページ

  • 産業カウンセラー

日本産業カウンセラー協会認定の資格。メンタルヘルス対策、キャリア開発への援助、人間関係開発への援助の3つの活動領域がある。

  • カウンセリングルーム

正式な名称ということではありませんが、カウンセリングルーム〇〇などの名称で心理カウンセリングを行う機関は全国的に存在します。機関によって、カウンセリングルームの他、心理相談室〇〇やカウンセリングセンターなどの名称も使われています。

初回面接とも、受理面接とも呼ばれる。例えば、ある相談機関では、インテーク面接を行うカウンセラーと、実際にカウンセリングを担当するカウンセラーが異なる場合もある。その場合、インテーク面接を行ったカウンセラーはインテーカーとも呼ばれる。

  • スクールカウンセラー

スクールカウンセラーという資格があるわけではなく、スクールカウンセラーという名称で活動しているカウンセラーを指す用語。関連するページを読む→スクールカウンセラー

  • 心理検査

心理検査には各種あり、病院等の機関においても実施されています。SDS、STAI、WAIS、ロールシャッハテストなどが挙げられます。※当オフィスでは検査を行っておりません。

ジェンドリンによって体系化された自己理解等に用いる技法である。

物事の見方は、別な見方を発見した際により馴染みやすい捉え方へと変化することがある。

  • 集合的無意識

ユング心理学における無意識の概念。ユングは、フロイトとは異なる無意識を提唱した。→集合的無意識

専門家による、他職種への助言のことを指す用語として使用される。助言する側をコンサルタント、依頼者側をコンサルティと呼ぶ。

  • 防衛機制

まず、防衛機制とは、自我による心的な防衛機能のことを指しています。つまり、受け入れがたい現実や葛藤に直面した際にそれをやりくりしようとする働きの事です。

フロイトが最も重視した防衛機制は、抑圧であり、精神分析の中核的概念と考えても良いくらいではないでしょうか。

無意識の領域に、様々な感情を押し込めるという防衛機制で、意識的に考えないようにすることとは区別されています。フロイトの意識の3層構造で言うところの、意識・前意識・無意識の3つの内、最も深い無意識の領域に押し込めていく働きと言えます。

精神分析の基本は、この無意識に押し込められたことを意識化していくことにあると聞きます。その方法として、フロイトは自由連想法を用いていたことが知られています。

  • 昇華

もう一つ、防衛機制の例を挙げると、昇華という機制があります。これは多くの人が経験している機制ではないかと思います。何らかの欲求を芸術やスポーツなどに向けることで解消しようとする機制です。

例えば、何かのきっかけに仕事で非常に悔しい思いをした人がいるとします。しかし、職場でその悔しさをまき散らしてしまってはあまりに大人げないと感じ、ゴルフの打ちっぱなしに寄ってから帰宅するなどがその例となるでしょう。

思い切りゴルフボールを打ち放つことで、悔しさをゴルフというスポーツに昇華したわけです。昇華という言葉を使うと難しい感じがしますが、我々が良く使う、ストレス解消という言葉に近いようにも感じます。

  • 合理化

最後にもう一つ触れておくと、合理化という機制があります。

例えば、デパートの安売りで買いたいと思っていた商品を買い損ねてしまった人がいたとします。しかし、デパートに到着した時には既に人がいっぱいで整理券を配り終えていたのです。

そのような時、その人は「並んでまで買おうなんて思わないわ。こんなに寒い中、風邪ひかなくてよかった」というように、非常に合理的な考え方をして、手に入らなかったという衝撃から身を守ったのです。

これが合理化という防衛機制です。

フロイトの理論は、心理学の範疇に収まらず、教育や看護のテキストに登場することもあるでしょう。(「ジグムント・フロイト」もご参照下さい。)

精神科・心療内科領域の専門用語

パニック障害 |うつ病 |てんかん | 心療内科 | 心身症

人物に関するまとめも作成しています。ご参照下さい。

タイトルとURLをコピーしました