昨今、報道番組やNHKの特集で数回、老化を止めたり、若返ることを可能とするような研究がなされているというテーマを視聴しました。
超高齢化社会において、認知症対策などについてはまっさきに希望を感じたくなる話です。
また、本当に若返ることが出来る世の中になったとき、我々の死生観は一変することになるでしょう。
不老不死は人類の念願だったのか
不老不死は、歴史上様々な個所で散見されます。例えば秦の始皇帝も不老不死を求めていたのではないかとされています。
日本で有名な宗教的行事の修二会におけるお水取りがありますが、福井県では先だってお水送りが行われます。ここには不老不死伝説があったと聞いたことがあります。
報道番組
NHK
2015年放送の内容でした。この番組はそれ本当なのか?とびっくりする内容が多かったように記憶しています。ドラマ仕立ての番組です。
モーニングショー
朝の情報番組で、玉川さんのコーナーそもそも総研で取り上げられています。研究途中の成果が紹介されていました。まだまだ先の続く研究であることがよくわかります。
玉川さんによると、老化しない動物も存在すると言います。
番組では、医療への応用には非常に前向きなコメントが多かったように思いますが、不老ということに関しては、はっきりしたコメントは出ず畏れのようなものを感じさせます。
認知症への応用については触れられていたかどうか記憶にありませんが、確かに高齢化社会において医療面への応用には可能性がある話だと思います。
現代人が死生観を考えた時
若返りが可能となれば、若返りたい人、そのままにしたい人とどのように生を全うしたいかは分かれて行くものなのでしょうか。圧倒的に若返りたい人が多くなるように思いますが、人類はどのような選択をするのでしょう。
脳死に関する議論
かつて、脳死問題の議論があり、現在ではドナーカードを個人個人の意思で活用する形になっています。
終末期医療
緩和ケアに相当な意識が向けられる世の中になってきました。
若返りについて歌った韓国人歌手ヤン・ヒウン
最後に、別な視点から若返ることを歌った韓国人歌手(ヤン・ヒウンさん)がいます。ゲーテのファウストも近いテーマを扱っていたでしょうか。