カウンセリング料金が高額であることは、多くの人が思うところだと思います。
なぜあのような高額であるかは、別なページでも論じています。
ここでは、他の方法でカウンセリングを受けることができないかを検討しました。
特殊な料金の枠組みを活用できることがある
例えば、現在コロナウイルスの影響が社会的に大きい広がっています。すると、我々心理臨床家として、何か社会に役立ててもらえることはないだろうかと、考えることがあります。日本臨床心理士会は、電話相談を開設しました。
従来の枠組みではご利用いただきにくいとすれば、それは期間限定なり、回数を決めるなりでご提供できることはあるわけです。
例えは適切ではないかもしれませんが、お寿司屋さんがランチをやっていると、普段は行けなくとも、ランチ価格であれば出て行けるものです。
しかもそれは、余り物だったり、手を抜いたものではありません。
協賛店になっているカウンセリングルームを探す
カウンセリングルームを1つの事業所と考えた時、商工会に所属しているかもしれませんし、何か他の団体に加入していることがあります。
その場合、その団体全体として何かに力を入れて、それに協賛する事業所を募集することがあります。その他、都道府県単位や国の施策が背景にあるものです。
その協賛店にカウンセリングルームが挙げられることがあります。
「カウンセリングルーム 協賛店」などと検索すれば何かが見つかるかもしれません。
初回のみ何%かの割引きとする機関や、毎回の割引きなど多種多様です。
子育て応援企画
当オフィスも、千葉県のチーパスへの協賛を行い、独自の枠組みを検討しています。これは全国的に名称を変えて実施されています。
東京結婚応援支援事業
TOKYOふたり結婚応援パスポートも協賛店を募集しています。
少子高齢化社会との関連施策
少子高齢化社会において政府は各種対策を行っています。そのいきさつを知ると、どのような領域に政府が補助金などを投入しようとしているかが見えてくるかもしれません。
子育て支援、健康応援、婚活支援は、全てその背景に少子高齢化対策と関連するように見えます。
カウンセリングの枠組みを柔軟に活用する
最後に、制度上の話ではなくなく、意識の中でカウンセリング利用の枠組み自体をカスタマイズする方法があっても良いのではないかと考えています。
例えば、カウンセリングのスポット利用です。定期的に通わなければならないという意識を外し、年数回のカウンセリングという枠組みに置き換えてみる方法です。
これにより費用を年間3万円程度にできます。
全ての方や、全てのテーマに応用できるものではないとは思いますが、何かの意味をもたらす可能性もあるとは思います。